@book{oai:chikyu.repo.nii.ac.jp:00000493, author = {四童子, 好廣 and 河島, 崇明 and 高木, 麻理 and 門司, 和彦 and Shidoji, Yoshihiro and Kawashima and Takaki, Mari and Kaneda, Eiko and Moji, Kazuhiko}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 共同研究者の門司(長崎大学熱帯医学研究所)らにより、ラオス国サバナケット県ソンコン郡ラハナム村、ターカムニア村、ドンバング村のセンサス(人口調査)が行われ、老齢人口の割合などが得られた。このセンサスを基に現地で行われた歯科検診の際、文書による同意書を得た被験者について遺伝子解析のための口腔粘膜の採取を行った(2004年12月)。得られた試料は63歳以上の高齢者95名(うち最高齢101歳)、20~30代の若者133名、合計228名であった。  持ち帰ったラオスの試料について、倹約遺伝子として知られているβ3アドレナリン受容体(BAR-3)遺伝子及び2型脂肪酸結合蛋白質(FABP2)遺伝子のコーディングSNP、日本人百寿者の研究において長寿と関係があるとされているミトコンドリアハプログループDに位置づけられるND2(Met237-allele)を、それぞれPCR-RFLP法とTaqMan PCR法により測定し、若者群と高齢者群との間で各遺伝子のアリル頻度を詳細に解析した。  BAR-3は倹約タイプと言われているArg64-allele頻度が高齢者群で0.021、若者群で0.004であり生殖年齢以降の余命との関係が示唆された。また文献的研究から他の民族に比べても低頻度であった。FABP2遺伝子のThr54-allele頻度は高齢者群(0.100)、若者群(0.109)で長寿との関連は見られなかったが他民族に比べ低値を示した。母性遺伝するND2遺伝子のMet237-alleleは高齢者群(0.011)、若者群(0.015)でハプログループDに属する日本人百寿者群(0.56-0.6)、一般群(0.4-0.45)とは異なる結果を示した。}, publisher = {総合地球環境学研究所 研究プロジェクト4-2}, title = {ラオス人民民主共和国サバナケット県ソンコン郡における長寿のゲノム栄養学的研究}, year = {2005}, yomi = {シドウジ, ヨシヒロ and カワシマ, タカアキ and タカキ, マリ and モジ, カズヒコ} }